【検証】KONAMIの音楽ゲームの判定は正確なのか【動画について追記】 ~ ひつぶのチラ裏
久々の記事となります。ひつぶです。 Twitterなどでは「○○フレームで光る」という表現をよく見かけます。 あまり違和感が無いこの文章。 しかし、よく考えてみてください。「1フレーム」とは何秒なのでしょうか。 一般的に普及しているディスプレイは毎秒...
現在稼動しているbeatmaniaIIDX最新筐体であるLIGHTNING MODEL(以下、LM)ですが、画面が従来の60fpsから120fpsにパワーアップしています。
ここで問題になるのが緑数字やらハイスピ関連でした。
※この記事は推測で出来ています。確証は出来ませんのでご容赦下さい。
※ハイスピードのバグは、アップデートにて修正されました。
IIDXのノーツが落ちるスピードを可視化したものです。
ただ、これが時間軸ベースの値ではありません。
久々の記事となります。ひつぶです。 Twitterなどでは「○○フレームで光る」という表現をよく見かけます。 あまり違和感が無いこの文章。 しかし、よく考えてみてください。「1フレーム」とは何秒なのでしょうか。 一般的に普及しているディスプレイは毎秒...
上記サイトより引用ですが、緑数字はフレームレート基準になります。
緑数字は、「ノーツが上部から表示され、判定が見えなくなるまでの時間」です。そして、その緑数字は0.1フレーム単位となっています。
緑数字が300であれば、30フレームの間だけ表示されるというわけです。
60fpsであれば、0.5秒をかけてノーツが表示されます。
そこで、120fpsになった場合緑数字300ですと、単純に1秒間のフレーム数が倍になるので、0.25秒かけてノーツが表示されることになります。速いです。
そうなると単純に今までより倍の数値で緑数字を見なければなりません。計算面倒臭い!!
それだと今までの弐寺プレイヤーにとって緑数字が違くなって扱い難いものとなってしまいます。
が、実際LMでプレイした時は別に緑数字を普段どおりでも落ちてくるスピードはほぼ同じでした。
※ただ、120fpsになった影響と画面の大きさで、旧筐体の緑数字と同じでも若干遅く感じました。
その場合だと、あれ?おかしいぞ?本当にフレーム単位か?ちょっとしかスピード変わらない?ということになります。
開発側は恐らく、「緑数字表記をLM限定で1/2倍にしている」という手段を取って、0.2フレーム単位にしていると思われます。
これをLM緑数字とします。
そして、従来の0.1フレーム単位の緑数字は旧緑数字とします。
上記緑数字は旧300でも、LMでは150というスピードで落ちてるというワケです。それであれば今までの旧筐体の緑数字と同じ時間軸になります。
緑数字がLMと旧筐体で差がある問題はこれで解決です。
しかし、ノーツが落ちてくるスピードは60fps基準の状態のままにしているようです。
旧筐体では、BPM1に対して緑数字174000→つまりBPM1では17400フレーム≒290秒かけてノーツが落ちます。
恐らく新筐体ではBPM1に対して緑数字が60fpsで174000になるようにプログラムをしています。しかし、120fpsになることによってLMの緑数字が倍の348000になっていると考えられます。(引用先にも記載していますが、 MONITOR CHECKING時のfpsによってノーツスピードに補正が入っているようです。)
これの証左として、旧筐体とLMで同じハイスピでも緑数字がおよそ2倍違うという状況となっています。(2019/12/18時点)
FHS10倍が最大倍率ですが、旧筐体では10倍のところ、LMでは実質5倍になっている形です。遅いBPMの楽曲(ガニメデとかGlorious Daysとか)
単純な緑数字を求める式
旧)174000/BPM=緑数字
新)348000/BPM=緑数字
単純にLMだけスクロールスピードを倍に掛かるようにしてしまえば解決します。恐らく開発側は旧筐体との緑数字の差異を修正する部分にだけエネルギーを費やしたのでしょう。
ということでさっさと直してくれることを願います。→直りました。
まーこれで弐寺がフレーム基準でゲームを開発していることがわかります。
つまり、判定もフレーム単位でしています。まあ有名な話ですね。
※LR2とかは垂直同期なしで動かしているので、CPUのクロックレベルでとても細かく判定取っています。
今までは60fps基準だったので、判定も60fpsです。
が、LM登場で120fps。つまり判定も120fpsで取るようになったと考えられます。
HEROIC VERSEでは若干光りやすくなった気がします。トプランもどんどん歴代更新しているので、あながち間違いではないかと思います。
ここから推測するに、旧筐体も判定だけは120fpsになったのではないか?(LMを発売するために判定は旧筐体も120fpsにさせて公平性を出した)と思われます。あくまで推測ですけれども。
とりあえずここまで。
ハイスピがなんとかなってくれることを祈ります。普通に遅い曲に関しては旧筐体とのハンデ差がデカすぎますから。→直りました。
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ランカーも歴代更新しまくってるといっても一部の人だけ(ほとんどいつもの人たち)なので、そこはあまり参考にならない気がします。ゆうたかさんなんかはKKMさんの躍進によってようやく本腰入れてきた感じですし、マカオドさんはHVになる前から歴代の更新ペースはあまり変わりません。ういろうさんなんかは誰も触っていないような曲をずっと歴代狙ってるだけなのでこれも参考にならないでしょう。また、ドルチェさんに関してはHVになろうと歴代そんなに出せていません。RT→HV→LMとどんどん判定が甘くなってるのは体感として感じれることですけどね。甘くなってるというより最適化されているといった方が正しいかも。
コメントありがとうございます。確かに最適化の方がしっくりくるかもしれませんね。
まあ、知り合いのスコアラーの人なんかも結構バシバシ光ったり、自分自身も今までよりかなり光ってる感覚があるんで、そうだったのかなーと推測しています。
ただ、ういろうくんの件に関してはちょっと失礼じゃないですかね??