ANA(全日本空輸)は、国際線での機内食や寝具、アメニティなどの新機内サービスを2019年3月1日から開始しました。
その中のひとつ、「有料機内食」を食べましたのでレビューします。
【ANA公式サイト】プレミアムエコノミー・エコノミークラスご利用のお客様が変更いただける有料の機内食サービスです。ANAが提供する国際線の各種サービス情報はこちらから。旅の計画・準備はANAのホームページで。
日付はズレますが、2019年4月1日からプラス2500円で機内食をグレードアップできる「有料機内食」サービスがあります。
日本発の国際線(ホノルル行除く)対象で、一部深夜便はできないようです。
金額をプラスすることで、エコノミーやプレミアムエコノミーでも機内食選択の幅を広げる狙いがあるそうです。
フィリピン出張があったので、そのタイミングで試してみました。
行きは有料機内食、帰りは通常の機内食でした。比較しながらレビューします。
トレー、器、なにもかも違います。
特に、有料機内食には全てに陶器が使われてします。すげー。
でもこの写真じゃ判らないですよね。ひとつずつ比べてみましょう。
ちなみにメニュー表だけでもこれだけ違いがあるのだ。
通常機内食の前菜。酸味のある味付け。まあ普通でした。
こちらは有料機内食。「 海老とサーモントラウト コッパハムの取り合わせ」
いや見るからにこちらのほうが豪華ですね。色々な味が楽しめるんですよ?
一つ一つ美味でたまらないです。白ワインおいしい。
通常機内食のメインは「チキンのロースト カラマンシーソース」マッシュポテトおいしい。
チキンにカラマンシーソースがかかっててほどよい甘酸っぱさです。
ヤングコーンもおいしい。
ということで有料機内食は国産牛のハンバーグ。和食だと金目鯛の煮付けだそうです。
通常の機内食でもハンバーグは出ますが、クオリティが違う気がします。肉の旨みが違った記憶があります。非常に美味しかったです。
ちなみに共にクラッカー、パン、バターとチーズは変わらないです。あとハーゲンダッツバニラも付きます。
時期によってメニューが変わるのですが、有料機内食だと今の時期はすごい料理人が監修するデザートが食べられます。
「ピエール・エルメ・パリ監修のデザート ヨーグルト・サティーヌ」です。
詳しくは「オレンジとパッションフルーツのコンポートにパッションフルーツのクーリーと、ゼリー状のオレンジを乗せたクリーミーなヨーグルト」だそうです。長い。
ゼリー状のオレンジ の甘酸っぱさとヨーグルトの強い酸味がすごい良いです。口の中がとてもさっぱりして食べやすいヨーグルトです。
最後に何か出てきました。オレンジのゼリーよりさらに甘酸っぱさが強く出ておりました。違う味が楽しめる良いデザートでした。
私としては、2500円を払う価値はあったと思います。
選択肢の幅が広がるのはいいですね。
また出張があったときは、片道だけ有料機内食にして楽しもうかと思います。